カテゴリー: アクセス解析

  • 仮説と検証 -アクセス解析

    仮説と検証 -アクセス解析

    アクセス解析のデータから変化を見つけたら、次はその変化の要因を探ります。

    その為には「仮説を立てて検証する」というプロセスを踏みます。
    すぐに仮説が立証されることもありますが、立証されない場合は何度もこのプロセスを回します。

    Googleアナリティクスのグラフ

    例えば上記のグラフは、あるウェブサイトにおける2019年12月のタブレットからのアクセス状況を前年同月と比較したものです。
    前年同月比で-70%と大きな減少となっています。

    この変化に対して、まずは集客経路やユーザーの属性の違いによる影響を仮説として立て検証をしましたが、はっきりとした因果関係はみつかりませんでした。

    そこで次にアクセスがあったタブレットの詳細を調べてみました。

    すると、前年同月は特定の機種からのアクセスが非常に多かったことがわかりました。さらにこの機種の詳細を調べてみると、この機種はタブレットとしては非常に小さく、むしろスマートフォンと呼んで差し支えないサイズの端末であったことが判明します。

    そのため、この機種特有の問題か、Googleアナリティクスに何らかの問題が発生して、スマートフォンがタブレットとして計測されていたのではないかと推測しました。
    すぐにインターネット及びSNSで検索をしたところ、同様の問題に直面している人達の情報が得られました。
    その結果、この問題はGoogleアナリティクスの端末判定にトラブルが起きていたことが要因であったことがわかりました。

    このようにアクセス解析のデータに変化を見つけた際は、上記のような仮説と検証のプロセスを経て要因を探していきます。

  • 基本は比較 -アクセス解析

    基本は比較 -アクセス解析

    アクセス解析のデータから変化を見つけ何らかの気づきを得たいと考える場合は、データの比較を行うことが基本です。
    その際、比較の軸には以下のようなものがあります。

    時間

    時間軸によるデータの比較は最もわかりやすく変化が見つけやすいものと言えます。
    例えば・・・

    • 今日と昨日
    • 今週と先週
    • 今月と先月
    • 今年と去年

    ユーザー

    ユーザーごとの違いからデータの変化を見つけたいときは、ユーザーの属性による比較が役に立ちます。
    例えば・・・

    • スマホユーザーとPCユーザー
    • 新規とリピーター
    • 男性と女性
    • 10代と30代

    集客経路

    ウェブサイトへのアクセスに至った経路ごとのデータを見比べることで、変化を見つけられることがあります。
    例えば・・・

    • 検索サイト経由とSNS経由
    • ディスプレイ広告と検索連動型広告
    • チラシAのQRコードとチラシBのQRコード

    比較をする際にはあらかじめ「どんな目的でデータを比較したいのか」を整理しておくようにします。
    目的を定めておくと、比較する際にどの指標を見るべきかが自ずと決まってきます。

    一方で定期的な分析の場合は、データ全体を俯瞰して変化を見つけることから解析を始めることもあります。

    ちなみに、Googleアナリティクスであれば、上記のような比較から得られる変化の情報が「Insights」として提供されることあります。
    データの比較に時間がかけられない場合は、変化が起きた事実やその要因のヒントを得るために有効かもしれません。

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